Imagination Challenges
イマジネーション・チャレンジ
このパートでは、想像力をはたらかせて、AIのある未来を思い描いてみましょう。
あなたの好きな言語を使ってかまいません。あなたが書いた提案を、このウェブサイト上で他の参加者のみなさんが読み、投票がおこなわれます。1つのチャレンジにつき英語なら500語(日本語なら約1000文字)以内で提案を書いてください。もちろん、もっと少ない文字数で書いても大丈夫です。
トピック1:AIをよいことに使う
ロボットは危険な仕事を人間のかわりにやってくれます。たとえば火災や地震のときに人々を救助してくれたり、あるいは工場で働いてくれたり。
AIは人間のことを、ますますよく理解できるようになってきています。もしかしたら、いつかAIがお年寄りを見守ってくれたり、子どもたちに勉強を教えてくれたりするようになるかもしれません。
AIはすでに新しい薬を開発するために役立てられています(コロナのワクチンを開発するためにも使われています)。未来には、他にもさまざまな科学の分野で、AIが新発見に貢献することになるかもしれません。
AIは環境の状態を計測して、わたしたちの海や森や気候がこれからどうなるのか予測を立てるのにも利用されています。
チャレンジ
2050年にあなたが暮らしていたいと思う理想的な社会を想像してみてください。さて、その理想的な社会を実現するには、いまのどんな社会問題を解決ていしなければならないと、あなたは考えますか。解決すべきだと思う社会問題を、1つだけあげてください(たとえばSDGsで問題とされていることから1つ選ぶのもよいでしょう)。そして、その社会問題をAIで解決するとしたら、あなたはどのようにAIを活用するでしょうか。それを記述してください。
USING AI FOR GOOD CHALLENGE
トピック2:わるいAI
気をつけないと、AIはよくない結果をもたらす可能性もあります。もしAIが何かを決定するとき(たとえばあなたの宿題を採点するとしましょう)、わたしたちはどうすればその決定が公平なものかどうか知ることができるでしょうか?
AIは兵器に使うこともできてしまいます。たとえば人の命を奪うドローン兵器にAIを使うことも、やろうと思えばできてしまうのです。すでにそういう兵器を使いはじめている国もあります。
AIは学習することができます。時間をかけてどんどん賢くなっていくのです。そうしていつの日にか、AIが自分自身で行動するくらい賢くなるのではないか、と恐れている人たちもいます。ロボットが世界を支配するというSF映画もあります。
チャレンジ
2050年の未来の社会で、AIの大きなリスクは何になると思いますか。それに対処するための、あなたオリジナルのAI原則をつくってください(たとえば「ロボット三原則」を参考にしてみるのもよいでしょう)。そして、どうすればあなたのAI原則を世界中の人たちが守ってくれるようになるか、あなたの考えを説明してください。さらに、そこでは誰が重要な役割を担うべきだと考えますか? 国連はどんな役割を演じるべきだと思いますか? あるいは、そのための新たなコミュニティーや組織を、あなた自身で新たに提案してもかまいません(オンラインのコミュニティーや組織でもかまいませんし、オフラインのものでもかまいません)。
BAD AI CHALLENGE
トピック3:仕事の未来
チャレンジ
想像してみてください。2050年、あなたは大きな会社の社長をしているとします。あなたはどんな仕事をAIにやってもらいますか、そしてどんな仕事を人間にやってもらいますか? 未来の人間のための新たな仕事を、あなた自身で考え出してもかまいません。それから、どんな技能(スキル)が重要になってくると、あなたは考えますか? それも技術的な技能だけでなく、「人間ならでは」の技能としては、どういうものが重要になるでしょうか? いったい「人間ならでは」の技能とは何でしょうか、そしてそれはどうすれば習得できるのでしょうか?
THE FUTURE OF WORK CHALLENGE